「前へ進むために後ろを見る」
気付けば、もう7月になってしまいました。九州は梅雨も明けていよいよ本格的な夏がやってきます。
私は四季の中で夏がもっとも好きです。
夏といえば、お祭りです。花火です。
私はお祭り男ですので、毎年福岡から山口にかけての主要なお祭りには顔を出しています。
北九州の祇園祭り、わっしょい百万夏まつり、福岡の大濠公園花火大会、山口の関門花火大会、馬関祭り…名前を挙げただけでも、あの活気を思い出してときめいてしまいます。
そんなお祭りですが、そのルーツはさまざまです。地元の神様を祀るものであったり、豊作や大漁を願うものであったり、慰霊のためのお祭りも少なくありません。
私はできるだけ、そのルーツを探り、知るように心がけています。その上で、にぎやかな出店を覗いたり、美しい花火を眺めたりしてみると、また違った景色が見えてくることがあります。
お祭りに限った話ではなく、旅行などでもその地域ならではの文化や名物のルーツを探りたくなってしまいます。
私は昔から、ルーツ探りが好きなようで、趣味の音楽でも空きなアーティストの影響受けたアーティストなどのルーツを探してしまいます。
妻からよく、過去を振り返ってばかりの人と言われてしまいます。ですが、しっかりと自分が立っている場所を確認することができなければ前へ進むことはできません。
ライターという仕事においても、とにかくがむしゃらに突き進むように書くのではなく、時には書いたものをしっかりと見つめなおすことも必要だということに最近、気付きました。
もっとライターとして、そして人間として成長するためには、前へ進むためにしっかりと後ろも確認しなければならないようです。
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