脱「ママカースト」
巷で話題のママカースト。縁の無い私には、何のことかと思いましたが、友人ママたちの話を実際に聞いてみると、本当に身近なところでもあるようです。どうして格付けが必要なのでしょう。各家庭ごとに収入にも差はありますし、好みも違う。統一されたベースが無い以上、分けることなんてできないハズなのに。
嫌でもなかなか抜け出す勇気が持てない原因は、「一人」になってしまう不安なのでしょう。今までを「一人」でいられた人ならば、始めからその輪にはいないでしょうから。
不安になってしまうのは、おそらく自分自身の内面にはっきりとした自信がないのだと思います。他人に何を言われても、私はこういう人間なんだという思いが持てないのではないでしょうか。それは、育ってきた環境に因るのでしょうが、一人の人間として尊重してもらえずに育ってきたことも大きな原因なんだと思います。
個性を認めてもらえず、新しいことを始めようとすると、不安感をかきたてられる言葉しかかけてもらえない。子離れできない親たちに育てられてきた人たちが大人になったのですから、仕方ないのかもしれません。
それがおかしなことだったと気がついて、少しずつでも価値観を変えていければ、誰にも侵されない自分自身というものを見つけていけるのでしょうが、長年染み付いた習慣から抜け出すまでが大変なのかもしれません。精神的に追い詰めてしまっていると、なかなか客観的な視点になりにくいですし。
その輪に居続ける限り終わらないものですから、勇気を出してその枠から出てみてはいかがでしょうか。しがらみを減らしていけると、心も軽くなります。
関連記事
-
-
些細なことだけど
私の住んでいる地域の人たちは、思いっきり天気に左右される人が多いように感じます。 温暖な気候だからで
- PREV
- ジャニーズのK梨くんからメールもらいました
- NEXT
- WEBライターは前歴不問