【サルには分からないWEBライティングのお話し Vol 1】前編

      2015/10/07

たまたま今日のお話にピッタリの記事をYahoo!で見つけましたので、それを例に進めてみましょう。これはいつも言っていることですが、WEBライティングで求められるものは優秀な「日本語の解説係」としてのスキルであり、決して独創性のある「作家」や「クリエーター」ではありません。さらに別の視点でWEBライティングを分析してみると、分かりやすい意外な事実が見えてきます。

実は一番文章がヘタなのはドクターなどの高学歴+専門職なんです?

いきなりの毒舌!?

最初に書きますが、これは一般論ですので全ての方に当てはまるということではありません。実は理由は非常に簡単です。

相手がどこまで理解できているか、それを判断する「ものさし」を持っていないからです。自分にとって「常識レベル」のことが一般的には知られていないことを分っていないのですね。ただし、そうなってしまう原因ももちろんありますので、「誰かが」悪いという話ではありません。

例えばあなたが小さい頃から成績がとてもよく、将来はドクターを目指していたとしましょう。親は当然そんなあなたに期待しますし、それに応えるようしようとします。実際にドクターデビューまでいくらかかるかは知りませんが、最低でも千万単位にはなります。

当たり前ですが、子は親に対して一定の年齢に達するまで経済的な依存を100%しなければ生きていけません。働けないのに収入はないので、当然のことです。

親に負担をかけるあなたはそれこそ、必死になって勉強漬けの毎日。また、未来の自分に「セレブな生活」を重ねて、励みにしているかも知れません。それは決して悪いことではありません。専門的な職種になればなるほど、「その分野」での地位は大きく収入へ影響します。収入そのもののベースが高いですからね。

一日でも早くプロとして働く為には、プライベートは犠牲にするしかありません。その結果、できる限りの時間を自分のスキルアップに使う=一般の人が通る「人生の日常の時間」をスキップすることになります。

一番スキップされやすいのが「恋愛」でしょう。若い頃に一番エネルギーを費やすほど、夢中になるものだからです。しかし、実はそのような思春期の過程で、人はたくさんのことを学ぶものです。

  • 1)他人に対する感情の自覚(誰かを好きになったり、自分の中での変化に気が付いたり芽生えたりする瞬間です)
  • 2)そうなると、その感情を「相手に伝えたい」と思うようになります。そのときに誰もが考えるのが「どうすれば自分の気持ちが伝わるか」という点ですよね。
  • 3)そしてうまく伝わらなかった場合は、失恋という大げさに言えば「挫折」を味わいます。凹んだりするわけですが、その時の感情は人それぞれでしょう。その時に相手に対する思い入れが強かった人は、性格(というより生まれ持った「性質」でしょう)もあり、それだけで自分を追い詰めてしまうかも知れません。

これは恋愛を例に話していますが、人は第三者と「感情付き」付きで接することでコミュニケーション能力を高めていきます。

話をライティングに戻しますと、インプット能力の高い人(難しい医学の専門書を理解できる)だからと言って、それを全ての人が読んで理解できる「分かりやすい」文章でアウトプットできる訳ではありません。

この二つは実は全く異なった能力です。この部分の能力値が高く、バランスが良い人ほどWEBライターとして評価されるということです。

さてようやく本題です、今日のヤフーニュースですが・・・

下にURLごと貼り付けますので興味のある方は全文お読み下さい。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141029-00010001-bjournal-bus_all&pos=2

一部最後のまとめを、そのまま引用します。
以下引用

———————————————-
●自己投資としての食

「お料理をする時間がない」というのなら、それほどにまで余裕が持てない働き方にこそ疑問を持つべきです。また、お料理をしたことがないのであれば、習いにいくべきです。英語を勉強する前に、まず正しい食事について勉強してください。1~2人暮らしだと廃棄する食材が出てしまうというのならば、保存の仕方を工夫すれば、簡単にその問題は解消できます。

食は最も効率のいい自己投資であり、必ずリターンを得られます。ただし、条件がひとつだけあります。それは、「自分に価値があると本気で思っているか?」ということです。このたったひとつの条件をクリアしてさえいれば、食という自分への投資は必ず実りをもたらします。決して裏切ることなく、自分に最大のリターンをもたらしてくれます。残念ながら、自分の力を信じていない人、自分の価値がわからないまま生きている人には、リターンがありません。さて、あなたは自分の価値を認めてお料理のシステムを家庭内に築きたい、と思われたでしょうか?
———————————————-

一番大切な最後の「食は・・・」からのまとめの部分が、全く残念なことになっています。この方は紙媒体=本も出版されていますし、さらに立場上その文章を他人に「校正」させることを許していないのでは?と思います。

WEBライターの仕事=『最後まで読んでもらう文章を書くこと』です。ドクターなどの文献を「大阪のオバチャン」でも理解して楽しく読めるよう「手を入れる」=場合によっては趣旨を変えないで全文変える、それをするのがうちの仕事なんです。

この最後の文章を、リライト(書き直し)してみたいと思いますが、それは次回までに作っておきましょう。

パッと見た感じだけでも

  • 1)●自己投資としての食
    この部分は「小見出し」と呼びますが、ここに「内容説明となるキャッチーなコピー」がなければその先はWEB上では読まれません。これでは何が言いたいのかも分かりません。
  • 2)まとめに関して
    効率という数値化できる部分で始めた文章に「精神論」が入り、最後は「人生論」にまで発展してしまっている。難しく書くと「複数の論点」に広げた結果、多くのブレや揺れがあり、読みにくく理解しづらい文章になっている。そんな感じです。
  • 3)ちょっと手厳しいですが、日本語として成立していない部分がある。
  • 4)最後にたかが数行のまとめに「自分」「価値」という言葉が9回繰り返されています。同じ言葉の繰り返しは、文章を読みにくくします。

結構大変そうですが、次回書き直してみましょう。

 -ライターに知ってもらいたいノウハウ

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