WEBライターになる前とその後の違い

   

それまでは「無職」あるいは「専業主夫」と自己紹介をすると、その場の雰囲気が重くなっていました。「WEBライター」と名乗るようになり、いくらか印象は良くなった気がします。

記事を書くときには、対象の事柄について広範囲に調べます。テーマによっては、納品後も関心が継続することがあり、改めて資料を読み直したり、関連するテーマを扱った映画を観たくなったりします。

以前読んだある本に、たいへん興味深い話が書かれていました。

文明に接したことのないパプア・ニューギニアの地を探検隊が訪問したときのことです。彼らに人口密集地帯の様子が撮影された映画を見せました。たくさんの自動車や馬が通過する映像が映っています。

上映後、通訳を介してスクリーンに何が見えたかを現地人に尋ねると、みんながみんな鶏といったのだそうです。それが彼らの認識できた唯一の生物であり、それ以外の動くものは解釈不可能でまったく意味のないものだったのです。

*   *   *

この話はあることを示唆しています。人は、あらかじめ知っていることしか認識することができない。たとえ網膜に映っていても、関心や興味がなければそれを認識することができないということでしょう。その事物や概念に名前が付けられているかどうかも重要だと思います。

物事に関心を持つと、それまで見えなかったことが見えてきます。WEBライターの仕事を通じて、自分の世界が広がったような気がします。

最近、記事で取り組んだのと同じテーマについて書かれた書籍を読みました。当然のことではありますが、WEBライターになる前とは「読みの深さ」の違いを実感しました。

 -ライター大田「思いつきだけど結構イケル」

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